パイナップルポークのおいしさの秘密
新しいブランド豚肉「パイナップルポーク・純」が生まれた背景には、産地偽装など、食の安全が危ぶまれる事件が多く起こったことにあります。
「安全で美味しい、沖縄県産の豚肉を全国の人に手頃な価格で食べてもらいたい」という思いから、日ごろ農家に豚肉作りで相談を受けていた社長が逆に、ある畜産農家へ相談を持ちかけたのがはじまりでした。
相談に応じてくれた農家は、沖縄本島南部の糸満(いとまん)にある、神谷(かみや)ファーム。先代から畜産のノウハウを受け継いだ若いご夫妻が、一生懸命にがんばっている畜産農家です。
飼育豚舎を訪れると、そのきれいさ、臭いの少なさに驚かされます。(伝染病などの病気の心配があるため、一般の方の入り口は立ち入り禁止となっています。)そうじを常に心がけていて、汚物は水できれいに流されて、豚自体がいつもとてもきれいな状態で過ごしているのです。
社長が神谷ファームに「パイナップルポーク・純」を依頼したのは、神谷さんご夫妻がこうしていつも熱心に畜産に取り組んでいるからなのです。
神谷ファームの豚たちは、飲み水から気を使って育てられています。
タムラシステム株式会社という福島の会社が開発した「ディレカ」という技術で作られている水で、この装置で作られた水は、静電気により生命にやさしい特殊な水ができ、作物は美味しく形状も大きなものが育ち、病気治療目的でも使われているほどの水だそうです。
生き物の7割は水分といいますから、よい水を飲むことで、豚も健康に育っているのではないでしょうか。
そして「パイナップルポーク・純」の「やわらかい肉」という特徴を大きく左右しているのが、カネマサミートの宇良社長の提案で、「パイナップル」を飼料に混ぜているということです。
パイナップルは、肉を柔らかくする酵素などを多く含むことから、えさとしてもその効能を十分に発揮していると思われます。そして従来神谷ファームで飼育していた豚と比べて、元気な豚が多く育ち、病気などの心配が少なくなったそうです。
南国ならではの飼料で、沖縄県産豚肉としてのアピール度も高く、すでに取引先である全国の料理店からも大きな期待を頂いています。
「肉の味がしっかりしている。牛肉みたい。」
「脂身に甘みがあって美味しい」 「脂身がこんなに白い豚肉は初めて見た」「やわらかくて美味しい」「しゃぶしゃぶにしてタレをつけなくても美味しい」・・・。
「パイナップルポーク純」を売り出す前に、料理店や肉加工業者など卸先の方に試食してもらった時の感想です。
沖縄のブランド豚肉では現在「あぐー」が有名ですが、この新しいブランド豚肉を試食した料理店様は、今までいろんな豚肉を扱っていましたが、「今まで食べた豚肉で最高に美味しい」と評価をいただき、早くもオーダーされた話題の豚肉なのです。
これらのたくさんの感想を聞き、成分表などが整ったことで、カネマサミートの社長宇良は2008年2月、沖縄県産の新しいブランド豚肉「パイナップルポーク純(じゅん)」の発売にGoサインを出したのです。
パイナップルポーク「純」の特徴は、成分表を見ると一目瞭然です。
普通の豚肉と比べてカロリーや脂質が1~2割も少ないのに対して、ビタミンB2は約1.5倍、甘み成分であるアミノ酸のロイシンやリジンなどは4~5倍、不飽和脂肪酸などの数値も2倍という数値。あぐーなどのブランド豚肉と比べても、成分によっては数値の高いものがあり、「純」がヘルシーで味わい深い豚肉であることを裏付ける結果が出ています。
パイナップルポーク純 | 通常の豚肉 | |
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エネルギー | 265kcal | 291kcal |
脂質 | 18.5g/100g | 22.6g/100g |
ビタミンB1 | 1.04 | 0.7 |
□ ビタミンB1 | 炭水化物をエネルギーに変えるときに役立つ。 神経の機能維持に役立つ。 疲れている人神経に役立つ。 |
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□ 酵素 | パイナップルに含まれる酵素は ブロメラインと呼ばれています。 とても強力な消化酵素の一種で 主にたんぱく質を分解するは働きをしています。 抗炎症作用を発揮するといわれており従来神谷ファームで飼育していた豚と比べて、パイナップルポーク「純」の豚は病気などの心配が少なくなったようです。 |
東京都 BOOさん
パイナップルポークは 肉の味がとても良いです。
神戸市 S・Fさん
2度目の純(しゃぶしゃぶ)です。1度たべたら 甘くてジュウシーな味わいを忘れられない。
沖縄県南城市 よっちゃん
定期的に食べてます。しゃぶしゃぶ良し、焼肉良し、最近ではとんかつにはまってます。